またしても筆が遠のいておりました。
どうしてもブログ!!!と意気込まないとパソコンに向かえない自分に反省しつつ、明日からのイベントのご案内です。
中崎町の名店ボウアンドアロー様にて、本年二度目のトランクショーを開催致します。
『古着と仕立てと靴磨き』
文字にするだけで心躍る、そんなイベントがやってきます。
何を隠そうBOW&ARROW様は店主が19歳から通う(約19年!!)スペシャルなお店。
古き良き時代をそのまま切り取った様なアイテム達は、ヴィンテージ・レギュラー垣根無く装いを楽しくさせるラインナップ。
同店のオリジナル企画やセレクトも並ぶ、何度足を運んでも飽きがこない、ある意味とても悩ましいプロポーションな店舗。
オーナーの遠藤さん、店長の村上さんのシブい着こなしとギャップのある優しい人柄もまたいいんです。
老舗VINTAGE SHOPは中々足を踏み入れにくい
詳しくないと行けないイメージ
実際にsyn.のお客様もそう感じられていた方もおられましたが、とんでもない。
一度言葉を交わすとそれはもう楽しい時間となります。
同会期中はお馴染み、京都のトータルスタイリングショップGlayage KYOTOの樺澤さんも出店でしたが、体調不良によりあえなく断念となりました。残念!
この方はもう、、、何と形容すればいいかとても迷うのですが、とにかくスマート。
生業とされている靴磨きは芸術的かつ流麗。
しっかりと着手のファッションに落とし込んだ、根拠のある磨きが頼もしい、服好きこそ触れてほしい体験です。
次回のBOW&ARROWイベント然り、是非京都のお店も覗いてみてください。
さてさて今回もsyn.はブッチャーとのスペシャル企画を出します。
今期新型としてリリースしましたB.B CAP。
店主が所有していた某アメリカブランドのヴィンテージベースボールCAPを基に作成した深型のクラシックスタイル。
特有の柔らかいツバ型は着用者の輪郭をすっぽりと包み込み、万人に落とし込めるように設計。
そして目玉は使用した服地!
こちらは以前に生地屋街を訪れた際、とあるお店の一画に目を惹かれました。
そこは洋服の仕立てに使えない用尺になってしまった生地達が山積みになった中に光るデニム。
まさに運命的に出会った生地。
色目は従来のインディゴブルーとは異なり、古き良きワークブランドのようないい塩梅のチープさ。
何より触ってみるとこれまたびっくり。
『コットンじゃない。。。。ウールか??』
化学繊維が入っているような質感ではなく、指先に油分が感じられる、羊毛特有の質感を感じ、店員さんに尋ねました。
聞くと岡山児島のデニムファクトリーが作っていたウールデニムで、今は工場は廃業、文字通り廃盤のデットストックだったのです。
ここまで運命的な伏線回収となれば、購入しない筈がありません。
佇まいも含め、BOW&ARROWイベントの企画としてひっそりと温め、この企画と相成りました。
もう二度と出会えない生地。
折角なのでsyn.WAPPENもNAVY×YELLOWの限定プレップカラーに、
余す事なく生地を使うため、ツバ裏にも生地裏面を使用。
全体のステッチは従来のTAILOR CAPからデニムに使われる太番手に変更して力強く、
一手間捻ってツバ裏は生成りのステッチカラーに切り替えております。
ここまでの表現を二人三脚で実現してくれBUTCHERさんには感謝してもしきれません。
オーダースーツ屋が考えた、背広にも古着にも合う帽子職人謹製のCAP。
洋服好きな皆様に抱えて帰ってもらえることを楽しみに、
明日か二日間、大阪は中崎町、BOW&ARROW様に並びます。
とても素敵で、入り込むとディープで心地よい。
ご予約不要、フリー来店なのでお気軽にいらしてください。
皆様と爆笑することを楽しみにしております。
※11/24(金)本日 20:00~21:00に
インスタライブをsyn.アカウントにて行います。
お時間のある方はそちらも是非。
店主