行く年来る年、早いものでもう2023年が終わりを迎えようとしています。
有難い事に昨年よりお客様も増え、少しずつですがオーダーを日常で楽しんで頂ける機会も頂戴しております。
あれよあれよという間に冬を迎え、とても光栄なイベントにお声掛け頂く事と相成りました。
【 KYOTO TAKASHIMAYA POP UP SHOP 】
会期:12/20(水) – 12/26(火)
※syn.は21(木)、23(土)、25(月)隔日での出店となります。
場所:京都高島屋百貨店4階 POPUP STAGE41
時間:10:00~20:00(26日最終日のみ18時終了)
フリー来店制
なんとsyn.初の百貨店イベントに出店となりました。
お声掛け頂いた時はびっくり。
やはりお店を営む立場としては百貨店のバイヤー様のお眼鏡に適う事は一種の目標でもあり、プロダクトを企画する一事業者としても大切な指針となるからです。
僕としても更なる企画や展開を実現して、今現在のお客様にさらにsyn.を楽しんで貰える為に、
そしてまだ見ぬ未来のお客様に出逢う為により良い商品・サービスを届ける上で、認知度向上は責務と考えていました。
歴史あるオーダースーツの業界に身を置き、お洋服とファッションが好きな方々にオーダーという選択肢を知ってもらいたい。
もっと気軽に触れてもらいたい。
ORDERって楽しいんだよ!と伝えていきたいと走ってきた2年と11ヶ月。
自身としては思いもよらない、Glayage KYOTOの樺澤さんと参加させて頂きます。
それぞれ隔日での出店となりますので、下記ご参照の上、お間違えのないようご注意ください。
・syn. 出店日 12/21(木),23(土),25(月)
・Glayage KYOTO出店日 12/20(水),22(金),24(日),26(火) ※最終日のみ18:00終了
日頃からお世話になっている樺澤さんと隔日でイベントが出来るなんて、なんと光栄なタイミング。
Glayage KYOTOも従来の靴磨きではなく、クリスマスに合わせた素敵なラインナップで展開されるそう。
個人的にも見るのが楽しみでもあります。
さて、今回当店はsyn.の代表作、残布TAILOR CAP&HATの受注会に加え、
特別な生地で作成した即売CAPもリリース致します。
それぞれ廃盤になった今は亡き名作達を使っておりますが、その中でも特別なCAPをご紹介致します。
Johnstons of Elgin
“CASHMERE TWEED B.B CAP”
¥35,000+TAX/限定数量のみ
1797年スコットランドで創業したジョンストンズ オブ エルガン。
200年以上にわたり拘りのカシミヤを提供しており、マフラーなどの冬のアイテムの代名詞として愛され続けています。
そんなジョンストンズ、実はJACKET用のクオリティも存在するんですが、
懇意の羅紗屋(生地屋)さんの在庫の中から見つけてしまいました。
生地屋さんも注文が入る度に生地を切り売りするので、どうしても最後は洋服に使えない微量で余ってしまい、
日の目を浴びないまま処分されてしまう生地達が多数存在します。
そんな生地があるのならば『残布CAP』のコンセプトにピッタリ。そりゃあ連れて帰るってもんです。
出逢ったカシミヤツイードはマフラー用の服地と異なり肉厚かつ軽く、極上のしなやかさは触れた者を魅了させてしまう魔性の完成度。
モノトーンのカラーネップもイイ味出してます。
お馴染みのLOGO刺繍はシノニムのシグネチャーカラーの藍鼠色に加え、ネップの色を拾った乳白色の2色仕様。
さらに立体感と楽しさが加わりました。
そしてなんと!JOHNSTONSの旧タグもつける事が出来ました。
今は手に入らないアーカイブにこそ許された、マニアックながら古着に通ずる嬉しいポイントですね。
被ってみるとめちゃくちゃ軽い。そしてとても気持ち良い。
今回もヴィンテージキャップを基に設計した新型ベースボールキャップの型紙を使用しているので、
従来の6PANEL CAPより深めの設計。
すっぽりと包み込んでくれる被り心地の良さは流石ブッチャーアシモトクラブ。
天ボタンもBUTCHERお手製の手縫いで頭頂部の金具が付かないので快適に被っていただけます。
生地を買って生まれたので普段のTAILOR CAPより少しお高めですが、
それでも余りあるスペシャルなカシミヤにこだわり設計の帽子。
是非来週は京都高島屋にお越し頂き、ご体感頂けますと幸いです。
今回は特別な生地のボウシ達に囲まれながら
いつも通り、しっかり笑って営業します。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
店主