CASE STUDY #1

皆様こんにちは。

今回は久々?もしかして初めてかな?私的オーダー品のご紹介です。

3月も半ばになり、当店としても春〜夏に向けてご注文を頂戴する機会が増えてきました。

毎回シーズンの移り変わりと共に先回りして沢山生地を仕入れるのですが、今期はカジュアルの服地も凄く豊作。

いいものとの出会いが沢山でした。

その中でも一際、心を奪われたコレクションで今回私的にオーダーしましたのでご紹介。

ブルゾンのようなシャツ”SHIRT-JACK”

個人的な意見ですが、春から夏に向けてトップスのORDERってなかなか難しく感じませんか?

コットンスーツやシアサッカー、リネンなど夏も視野に入れた洒落た服地はありながらも、どうしても茹だるような暑さをイメージすると踏み出せない。

着るとかっこいいんだろうなぁ。でも暑いよなぁ。

なんて事もあると思います。

  

じゃあTシャツでいいじゃない。

それもそうです。激しく同意です。

が、服好きとしてはどうもマンネリ、それだけじゃやっぱり飽きちゃうんですね。

ガシガシ着れて、ガシガシ洗える。

ワガママなものでそんな気軽な存在を求めてしまうのは僕だけじゃないはず。

表地はコットンパナマ生地で風通りがよく、裏地はガーゼで柔らかい秀逸な生地。

そこで今回はsyn.の夏の風物詩的アイテム(になればいいなと思ってるだけですが。。。)のSHIRT-JACKをオーダー。

可愛らしいチェックとざっくりとした表情がたまらない。何度かSNSで猛プッシュしていたコットン100%の生地でございます。

表面は「パナマ調」のざっくり甘い折り目で見た目も涼しく、抜けていく風がとても気持ちの良い素材ながら、裏面は薄手のガーゼ生地で肌当たりの心地良さにも優れた夏向けダブルクロス。個人的にここがツボでした。

見た目の涼しげで何とも味わいのあるざっくり織りが、またいいんです。

初めましての皆様にもご紹介したいのでこの「SHIRT-JACK」という洋服。

文字通り ジャケット(ブルゾン)みたいに羽織れるシャツ です。

一説によると生まれは1960年代のアメリカ東部、当時はコーデュロイや厚手のウールなどでアウター感覚で羽織れる洋服として流行したようです。

当時はその上からコートも着てたようなので、ある種カーディガンみたいな使い方もアリなのでしょう。

こういった曖昧で柔軟な考え方がとてもアメリカらしく好きでしたね。

まるでGジャンのように短くスクエアな着丈と、重ね着に対応するゆったり身幅が最大の特徴。

オリジナルは主に冬に向けてだったようですが、先にご紹介したパナマクロスやリネンで夏に羽織るアイテムとしても活躍します。

もちろん当店はオーダーショップなので、体型やスタイリングに合わせて各部位は調整しながら作りますのでご安心を。

  

着てみるとこんな感じ。意外にシャツとのスタイリングもハマります。

春はシャツと重ねつつ夏はTシャツから、はたまたタンクトップの上に乗せるだけ。

そんな気軽で便利なお洋服も、皆様のこれからの企みに添えて頂けると嬉しいです。

ついつい自分の洋服が後回しになり、気がつけばタイミングを逃し続けていますが、今後も僕も私的オーダーはご紹介出来ればと思います。

  

最後に、拙いブログですが発信する度に「見たよー!」なんてお声掛け頂く方のお陰で何とか継続出来ています。

本当に有難う御座います。

またこんな記事が読みたい!なんてご意見あればドシドシ募集してますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

  

※3月はイベント出店などで店舗営業日が少なくなっております。ご来店の際は当店の予約フォームよりご確認をお願い致します。

  

それでは。

  

syn.

店主

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