BLAZER FAIR #1
思ったよりサンプルの仕上がりに時間がかかり、BLOG更新が遅くなりました。
昨日から始まっているBLAZER FAIRに向けて、
今回は出来立てホヤホヤのサンプルを基にご紹介していこうと思います。
「ブレザー着ようよ」を合言葉に、毎年8月に開催しているブレザーフェア。
前回のブログでも熱弁させて頂いたErmenegildo Zegnaの『ISLAND FLEECE』から秋冬向けのミルドフィニッシュを上記したブレザーをご紹介します。

仕立て上がりを見た時の、圧巻の迫力。
生地屋のKさんからアツく語って頂いたクオリティは間違いありませんでした。
重厚感ある佇まいと、深く・コクのあるダークネイビーはアメトラらしくもあり、適度な色気。
それでいて羽織ってみると柔らかく、適度な甘さの密度で弾力を感じます。
元々はラグジュアリーなイメージが強いゼニアですが、過去のアーカイブを基に生み出されたそれはモダンでもあり、どこかノスタルジック。

そんなISLAND FLEECEで誂えたのは前回のコットンドリルで大変ご好評頂いたFellowモデル。
ゼニア=ドレッシーなイメージもある中で、
アメリカントラッドなステッチワークとナチュラルな肩周り、程よくボクシーなバランスはFellowの代名詞。
スラックスでトラッドにも
チノーズやデニムでデイリーにも
やはりそのバランスと使い易さがネイビーブレザーの魅力でしょう!

ボタンは勿論オリジナルのブレザーボタン。
改めて見直すと当BLOGではご紹介しておりませんでした。。。。(ホント申し訳ございません)
僕の中で1番大好きなアイテムのネイビーブレザー。
やっぱり最大の特徴は金ボタン。
この業界に入ってからというもの、この金ボタンを幅広く見てきたのですが、やっぱり目がいくのはvintageばかり。
とはいえ高額なモノも多いですし、皆様にご提供するには数も集まりにくく、
本当に自身が永く付き合っていけるボタンを企画する事に辿り着きました。
デザインソースはネイティブ・アメリカンが使うコンチョボタン。
ジュエリーと同じ鋳造で製作し、表面もあえて微妙な光沢で留めた仕上げにしています。
やはり真鍮は使い込む事での経年も魅力なので、初期段階で鏡面やドレッシー過ぎる仕上げは避けました。
刻印も共同でデザインしてくれたジュエラーと企画したタトゥーなどに使われる書体をベースにしています。
アメリカントラッドとネイティブ・アメリカンの掛け合わせで、学生っぽさ無くカジュアルから古着まで合わせられるバランスにしています。
拘ってしまったので決して安くはありませんが、僕らの定番ネイビーブレザーには是非とも検討して欲しい!と思ってますのでご来店の際は見てみてくださいね。

長くなりましたがスタイリング例です。
あえてアイビー宜しくな定番スタイルで。
このブレザーの迫力、凄くないですか??
どうしても写真だと伝わりきらないのが悔しいところですが、ISLAND FLEECEに使用されている原毛だからこそ、この奥深い濃紺色を生み出すのです。
サンプルは店頭に展示しているので、是非直接手に取ってください。
プレーンでありながら
オーダーならではの佇まい。
是非ネルシャツやニット、ラフにヘインズなんかのTシャツにも合わせて欲しい仕上がりです。
ゼニアの生地も決してお求め易い訳ではありませんが、生地屋のKさんのご協力でかなりお得になっております。
恐らく本年で1番ISLAND FLEECEが身近になるイベントです。
次回は対象生地のラインナップをご紹介する予定ですので、楽しみにしてください。
僕らの相棒「NAVY BLAZER」。
どうぞこの機会に誂えてみてください。
見学予約含めて、大阪は中崎町にてお問い合わせお待ちしております。
それでは。

【 BLAZER FAIR 】
2025.8.9(土) – 31(日)
ISLAND FLEECE
・Wool serge ¥147,000+tax→¥119,000+tax〜
・Hopsack ¥147,000+tax→¥119,000+tax〜
・Milled finish ¥154,000+tax→¥119,000+tax〜
BISHU WOOL
QUATTRO ¥84,000+tax→¥77,000+tax
WINTER FACE ¥77,000+tax→¥70,000+tax
仕上がり納期 9月中旬〜10月上旬
※別途デザイン・仕様によりオプション価格が発生する場合がございます
※お盆休みを挟む為、納期は通常よりゆとりを頂いております。あらかじめご了承くださいませ。
syn.
店主