shooting #3
Hi there!!
今回も当店のオーダー事例、シューティングシリーズでございます。
何故、どういうニーズで今作のご注文に至ったか、
皆様も来たる秋冬に向けてご参考頂ければ幸いです。

当店のInstagramを見て頂いている方には最早お馴染みな彼は、
同じくアパレル業に従事しています。
季節感を感じるトラッドなスタイリングから古着を合わせた抜け感やスーツスタイルまで発信されており、当店でオーダーして頂いたアイテム達も時折織り交ぜて頂いている。
あまりのタグ付けの多さに、お客様の中では当店のSTAFFと勘違いされるほどだ。笑
syn.の洋服をこよなく愛し、お付き合い頂けて本当にありがたく思っている。
前回開催していたBLAZER FAIRにも即ご来店頂き、お選び頂いたのはErmenegildo Zegnaの”ISLAND FLEECE”のホップサックだ。

以前のBLOG【BLAZER FAIR】でもフォーカスしたアイランドフリース。
前回原毛からこのコレクションの特徴を掘り下げたので、細かいことは割愛するが、
これ。本当に仕立てた時の迫力が素晴らしい。
端的にラグジュアリーな見た目ではなく、色・織り含めて洋服になった時の『格』が兎に角、段違いに良い。
単なるネイビーではない奥深い色味は、是非プレーンなブレザーに使っていただきたい。

古着からブランドまで幅広いアンテナで様々な洋服を楽しんでいる彼らしい選択で、
しっかりしたウエイトの通年楽しめるネイビーブレザーというコンセプトにもピッタリだったようだ。
着回しの守備範囲を出来るだけ広く持ちたいということで、シングルの三つボタン段返り仕様に決め、
カジュアルなアイテムと合わせた時のバランスにも考慮して、ゆとりの設計を変えて袖付けはナチュラルなシャツ袖に。
細かいかもしれませんが、こういった仕様の一つ一つで全体の印象も変わってくるのです。

好奇心旺盛な彼らしく、最後の味付けで採用したのはプリーツドパッチ。
ハンティングアウターなどにも見られるデザインで、ヘヴィなキャンバスやゴワゴワしたウールボディにもピッタリなのだが、それはブレザーにも有効だ。
BLAZERを単なるアメリカントラッドなジャケットとしてではなく、
もっと柔軟な捉え方としてアウター(羽織り)としても受け止めている彼の懐の深さは、
是非見習いたいところ。
何よりオーダーという自分のためだけの一着を作る買い物だからこそ、
生地やボタンのみならず自由で自分らしい解釈で踏み出してみるのも一興だ。
その全てに応えられるわけではないが、実現可能なものは是非気軽に相談してほしい。
いかがだったでしょうか?
オーダーは決して堅苦しいものではなく、それぞれの楽しみ方や視点でより身近で楽しいもの。
ようやくジャケットが楽しめそうな季節が近づいてきているのだから、
どんなものが作れるか覗きにきていただけると嬉しいです。
気兼ねなく見学予約メニューもご利用ください。
それでは。
syn.
店主